「バースデイガール」ジェズ・バターワース監督

さえない男がネットでロシア人女性と出会って・・という話だが、ヴァンサン・カッセルとマチュー・カソヴィッツをちょっとした「スパイス」にした、結局はライトでご都合主義な話になっている。美貌絶頂期のニコール・キッドマンを観るだけでも価値ありだが。

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佐藤愛子は今101歳。

映画「九十歳。何がめでたい」の原作者 佐藤愛子は1923年生まれで現在101歳なんですね。凄い。現在のご体調などがどのようかはわかりませんが、「九十歳。何がめでたい」の出版が2016年で、その後も2021年に「九十八歳。戦いやまず日は暮れず」を出版している。凄い。とてもいい刺激になります、89歳のうたちゃん(母)のお世話をしているぼくと…

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「バットマン・リターンズ」ティム・バートン監督

ティム・バートンならではのダークな世界はそのままだが、「ペンギン」のダニー・デ・ヴィートがややもたれる。しかし「主役」はミシェル・ファイファーの「キャットウーマン」だ。鞭を操る女として(笑)映画史上屈指のセクシーさを発揮する。他にどんな女優がいるかは別として。(笑 2)

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映画「九十歳。何がめでたい」のここがいい。

映画「九十歳。何がめでたい」は本当に90歳だった草笛光子が主演、興行収入10億円超えという、これはなかなかいいニュースでした。「大人がたのしめる映画」がもっと増えてほしいと言うか、増えねばならないから。まあ「九十歳。何がめでたい」の場合は「大人の映画」という以上に、更に高齢の、普段映画館に足を運ばない層にきてもらいたいという意図が大きか…

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「迷宮の女」ルネ・マンゾール監督

多重人格者による連続殺人事件で「衝撃のラスト」というふれ込みである。「こうなるだろうな」と思っていたら、そうなった。とは言え、退屈することなくラストまで観ることができる。シルヴィ・テステューなど、出演者もよい。

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