「マリリン 7日間の恋」のミシェル・ウィリアムズ。

「マリリン 7日間の恋」はもちろん現代の世界映画を牽引する女優のひとり、ミシェル・ウィリアムズの見事な演技によって、マリリン・モンローの一仮説を堪能させてくれる。極めて繊細、神経質で、しかし演技には命を磨り減らすほど真摯。けれど生来の、華やかさで周囲を圧倒する。もちろん「マリリン・モンローそのもの」とはいかないが、ミシェル・ウィリアムズ…

続きを読むread more

「レッドブル」ウォルター・ヒル監督

シュワ作品の中ではあまり人気があったとは思えないが、わたしは気に入っている。もともとウォルター・ヒルの作風は好きなのだ。赤の広場での撮影。そして冒頭のカッコよすぎるソ連っぽい音楽と、たたみ掛けるショット。 ジェームズ・ベルーシとの「文化ギャップ的かけ合い」は邪魔だったが。

続きを読むread more

加賀まりことの不幸な出会い。

思えばわたくし、加賀まりことは不幸な出会いをしてしまったようだ。いやいやいや、と申しますのも、「加賀まりこ」という存在を初めて認識したのが、山城新吾か誰かのトーク番組。そこで見る加賀まりこは、「毒舌の中年婦人」としか思えなかった。その後彼女が、「日本映画史上最高の小悪魔女優」とされていること知ったわけだが、(なんだって?)という驚きのみ…

続きを読むread more

ダ・ヴィンチはおもしろい?  「ラロックの聖母」ザ・ベストハウス123 『ラロックの聖母』研究会 幻冬舎

この本のおもしろさは単に「ラロックの聖母」の謎を検討することではなく、レオナルド・ダ・ヴィンチという人間について分かりやす焦点を当てているところだと思う。 美術に詳しい人であればダ・ヴィンチの生涯についてもおおむね知っているだろうが、わたしは(わたしだけではないと思うが)どうも教科書的なものに対する反発があって、つまり学校の教科書にデ…

続きを読むread more