「ゾラちゃん」ら、フランスの超絶文豪たち。

さて、うたちゃん(母)に「ゾラちゃん」と親しまれたフランスの文豪エミール・ゾラであるが、言わずと知れた「ジェルミナール」「居酒屋」「ナナ」「獣人」などを筆頭とする壮大緻密な「ルーゴン・マッカール叢書」、あるいは圧倒的ノワール感が味わえる「テレーズ・ラカン」とか、読んだことなけるればぜひ、人生の中で一度は挑戦していただきたいですな。フラン…

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「第9地区」ニール・ブロムカンプ監督

「疑似報道」の形式が見事にはまる。全体的にはクラシックなSF小説を読んでいるような趣。「クリストファー」の子どもがカワイイ(笑)。しかし「ロボット」が出た途端に「またこれか」感がある点は減点になる。敢えて「今どきのロボット」と違う姿を作れなかったか。ラストの余韻は好ましい。

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うたちゃんが親し気な「デさん」「ゾラちゃん」って誰だ?

さてそんなうたちゃん(母)ですが、もちろん映画はぼくと一緒に毎日観てます。それら作品について多種多様な反応をしてくれるうたちゃんですが、どんな偉大な人物でもけっこう身近に感じるという特技(笑)も持ってます。その代表例が、ロバート・デ・ニーロのことを「デさん」(笑)。「デさん」って、世界中でこう呼ぶのうたちゃんだけだよね。でもこの呼び方は…

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「ロルナの祈り」

「ロルナの祈り」ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督 「小さな愛」に関する気づきをこれほど見事に表現した作品は稀だ。ヨーロッパにおける偽装結婚という重いテーマを扱い、絶望的なストーリーながら、観終わった後に「希望」を感じる。情緒的な表現を排したダルデンヌ芸術の勝利だ。 8点

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89歳、うたちゃんとともに「生きる」ということ。

1月から2月にかけての猛烈な身体痛も治まりいつもの調子が戻ったうたちゃん(母)。しかし結局今のところ、「激痛の理由は特定されず」「回復した理由もよくわからず」で、いつまたこのような状態になるかわからないということですよね。まあいつも同じ体勢で同じような動きをしていることで、知らず知らずの内に筋肉疲労など蓄積していた、というところが一番可…

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