追悼 ジーン・ハックマン。

ジーン・ハックマンの死去。この偉大な俳優のあの亡くなり方は哀しい。 ジーン・ハックマンで今に真っ先に思い出す映画は「許されざる者」。人間の業(ごう)、愛、老い、そして生と死などを深く掘り下げつつ、美とロマンの薫りも濃厚に、映画的快感のあらゆる要素が横溢する凄まじい「許されざる者」においてイーストウッドと対峙できるのはハックマン以外思い…

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Seesaaブログ 「母連れ狼」末尾ルコ 言葉革命・人生・美・介護生活 をお気に入りに!

Seesaaブログで頑張ってます、母連れ狼 末尾ルコ(アルベール)です。 3月いっぱいでssブログは終了しますので、こちらSeesaaブログ 「母連れ狼」末尾ルコ 言葉革命・人生・美・介護生活 をお気に入り(ブックマーク)に入れてくださいね。 今までなかなかできなかった記事の整理なども進めていきます。もちろん記事内容もさらに充実…

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「パリ、18区、夜。」クレール・ドニ監督

派手な演出はない、派手な芝居もない、人を驚かせるような音もなければ、ましてや特撮などあろうはずもない。なのになぜこんなにおもしろいのだろう。リトアニアからパリに来た女が中心だけれど主人公というわけでもないし、もちろん群像劇でもない。人が多く出てくるけれど全員が孤独であり、しかし始めから終わりまで熱とテンションが下がらない。

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「この愛のために撃て」、ロシュディ・ゼムの殺気。

「この愛のために撃て」というフランス映画。フィルムノワールというにはノンストップアクションに過ぎはするが、90分足らずの時間間断なくスリルをたのしむことができる。主演はジル・ルルーシュ。看護助手として働くサミュエル(ジル・ルルーシュ)の身重の妻が誘拐され、彼は自ら救出を試みる。その展開にいささかの無理はあるけれど、そして短い時間にやや詰…

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