「愛を弾く女」クロード・ソーテ監督

タイトルからエマニュエル・べアール中心の作品かと思うが、あくまでダニエル・オートウィユ演じる主人公の複雑な心理を描いた作品。フランス映画と「室内楽」は実に相性がよく、この作品でもべアールがバイオリンを弾くシーンが大きな映像的魅力となっている。俳優たちに力のこもった演技や堅牢なカメラワークも快感。

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パブリック・イメージ・リミテッド(PIL)を崇拝していたあの頃。

この前観たのがパブリック・イメージ・リミテッド(PIL)の映像。今見てもカッコよかった、ジョニー・ロットン改めジョン・ライドン&キース・レヴィン、ジャー・ウオブル・・。かつて貪るように聴いたバンドの一つがPILなのだ。ファーストアルバム「パブリック・イメージ」はさほどでもなかったが、「メタル・ボックス」「フラワーズ・オブ・ロマンス」と世…

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