●『ゴールデンカムイ』第9巻、11月18日に発売!どうなる鶴見中尉?
●『ゴールデンカムイ』第9巻、11月18日に発売!どうなる鶴見中尉?
末尾ルコ「漫画で知性と感性を鍛えるレッスン」
『ゴールデンカムイ』の第9巻が11月18日に発売されるということで、これは楽しみですな。
わたしは今現在漫画雑誌を読んでいるので、前の8巻以降どんな展開になっているか知らない。
まあ漫画雑誌はコミックよりもかなり大きな画として見ることができるから、両方楽しむというのがいいのかもしれないが。
絵でも映画でも、「大きさ」というのはとても大事で、映画でも何でも「スマホの画面でOK」とかやってると、シンプルな表現を使えば、「セコい人間」が多くなりそうだが、これは人類の危機ではないか?
それはさて置き、『ゴールデンカムイ』の中のお気に入りのキャラクターの一人が鶴見中尉。
日露戦争の奉天会戦で砲弾の破片が直撃し、頭蓋骨の前面を吹き飛ばされたというエピソードを持ち、頭部前面にプロテクターを装着しているというインパクトあるルックスだ。
しかし鶴見中尉のキャラクターの魅力は硬軟自在の計り知れない奥深さを見せつける人間性であり、どんなに画が優れていても、(結局はスポ根かよ!)と言いたくなるような男性向け漫画が多い中、作者のレベルの高さを垣間見えさせてくれる人物造形なのである。
末尾ルコ「漫画で知性と感性を鍛えるレッスン」
『ゴールデンカムイ』の第9巻が11月18日に発売されるということで、これは楽しみですな。
わたしは今現在漫画雑誌を読んでいるので、前の8巻以降どんな展開になっているか知らない。
まあ漫画雑誌はコミックよりもかなり大きな画として見ることができるから、両方楽しむというのがいいのかもしれないが。
絵でも映画でも、「大きさ」というのはとても大事で、映画でも何でも「スマホの画面でOK」とかやってると、シンプルな表現を使えば、「セコい人間」が多くなりそうだが、これは人類の危機ではないか?
それはさて置き、『ゴールデンカムイ』の中のお気に入りのキャラクターの一人が鶴見中尉。
日露戦争の奉天会戦で砲弾の破片が直撃し、頭蓋骨の前面を吹き飛ばされたというエピソードを持ち、頭部前面にプロテクターを装着しているというインパクトあるルックスだ。
しかし鶴見中尉のキャラクターの魅力は硬軟自在の計り知れない奥深さを見せつける人間性であり、どんなに画が優れていても、(結局はスポ根かよ!)と言いたくなるような男性向け漫画が多い中、作者のレベルの高さを垣間見えさせてくれる人物造形なのである。
この記事へのコメント
なんでもスマホで、という風潮が違和感があったのですが、全く仰るとおりです。
『ゴールデンカムイ』は、読み直すごとにだんだん引き込まれていくタイプの作品ですね。
>『空手バカ一代』はプロレスファンのわたしには、少々迷惑した思い出が。
そうですね。たしかグレート東郷がステーキを食べて、主人公や遠藤幸吉がスパゲッティを食べていた
シーンがありましたが、プロレススーパースター列伝でも、ドリー・ファンク・ジュニアがステーキを食べて
スタンハンセンがスパゲッティを食べるシーンが出てきて、ああ、これも梶原イズムとしてお約束か(笑)と思ったことがあります。