●ラケットを叩き付けたり、投げたりしてもいいじゃないか!見当外れの錦織圭批判は止めるべきだ。

●ラケットを叩き付けたり、投げたりしてもいいじゃないか!見当外れの錦織圭批判は止めるべきだ。

末尾ルコ「テニスの話題で知性と感性を鍛えるレッスン」

2017年ウィンブルドンで錦織圭が3回戦負けし、ボロカスに言う人たちがかなりいる。
わたしもあの3回戦には確かにわたしも失望したが、それでも錦織圭が「日本史上最高の世界的アスリート」であることには変わりないと考えている。
批判するのであれば、ここを押さえた上での批判でなければ、まったく的外れの罵詈雑言になってしまう。
この点は今後も詳しくお話していきたいが、「テニスで世界ランキング上位になるのは、マイナー競技で金メダルを獲るのと比較にならないほど偉大なことである」という点を、特に日本国民は知った上で錦織圭の試合を観るべきだ。
それと何度も書いているけれど、「ラケットを投げる、叩き付ける」行為を大袈裟に批判する人たちの「似非道徳家」じみた思考には辟易させられる。
プロテニスの世界では、苛立った時にほとんどの選手が行う行為であり、それをやらない選手の方が珍しいくらいだ。
「ラケット投げ、叩き付け」は、「できればやらない方がいい」程度のものであり、それとテニスの成績の関係は「ほとんどゼロ」だと捉えるべきだろう。
まったく異なる競技の、しかもその中でも特殊な存在であるイチローと比較するなど、噴飯物でしかない。

この記事へのコメント

2017年07月14日 12:56
投げたりしたっていいじゃないか!って、私も思います!

この記事へのトラックバック