●サッカー選手って、でっかいタトゥを入れてる人、多いんですね。日本人のタトゥはどうでしょう?あるいはタトゥの女性はお好み?

●サッカー選手って、でっかいタトゥを入れてる人、多いんですね。日本人のタトゥはどうでしょう?あるいはタトゥの女性はお好み?

●末尾ルコ「社会観察で、知性と感性を鍛えるレッスン」

ワールドカップロシア大会を観ていてつくづく感じたのが、(まあ~、サッカーの皆様、タトゥーがお好きなこと)というポイント・オブ・ヴューだ。
チームにもよるが、まあ腕から大腿部から、入念にたっぷりとタトゥを施している選手のいかに多いことか。
という話をフランス人の友人フェノン(仮名)にふってみたところ、やや呆れた表情で首を軽く振りながら、
「例えば、髭を生やすのも以前は社会に対する挑発だった時代もあったけれど、ある程度時が流れるとそれが普通になってしまう。サッカー界にとってタトゥはその状態なんじゃないか」
大雑把な意見だけれど、肯けるところもある。
かつて最も過激なパンクスタイルだった「髪を立てる」というヘアスタイルも、男がピアスをする出で立ちも、そのへんのにいちゃんはもちろん、ビジネスマンでもやっているではないか。
それにしても、(ほかの連中がやってるから、自分もやろう)というイージーな意識は日本人に特に強いけれど、外国にもそうした傾向がある人たちがいるのは確かだ。
しかし「人と同じ」って、恥ずかしくないかね。
わたしは自分と同じような格好している人間が目に入ったら、気が狂いそうになるぞ。

そう言えば、MMA界は体中にタトゥ入れまくりのファイターがてんこ盛りの世界だが、サッカー界もなかなかのものであることがよく分かった。

もちろん高倉健や藤純子が映画で見せてくれる(疑似)タトゥはカッコいいし、もちろんハーリー・レイスのタトゥだってもさ。
マイク・タイソンの毛沢東タトゥはいかがなものかと言わざるを得ないが。

任侠の世界でタトゥの伝統ある日本は、どちらかと言えば伝統的にタトゥと馴染み深い社会だと言えるかもしれないが、それだけにいまだ「一般人」は、容易には「大きなタトゥ」を入れないという傾向がありそうだ。
もちろん近年、(多分、一般人)の人たちの中にもかなり大きめのタトゥを入れている人たちを見かけるし、ラップとかヒップホップ関係もタトゥしている人が多いでしょう。
しかし例えばサッカー日本代表など、目に見える場所へのタトゥはまだまだ「憚られる」傾向が感じられる。
「誰も彼もタトゥを平気で入れて差し障りなし」の社会よりも、タトゥに対しては今の日本くらいでいいのではないかとも思う。
表現の自由の問題もあり、そりゃあやりたい人はやればいいけれど、若気の至りでやってしまって後悔している人たち、ごまんといるのでは。
そしてわたしの個人的思考として、タトゥを入れている女性はあまり好みでないのである。
今まで付き合った女性で、一人小さなタトゥを入れていた人はいたけれど。

この記事へのコメント

2018年07月15日 04:12
>「誰も彼もタトゥを平気で入れて差し障りなし」の社会よりも、タトゥに対しては今の日本くらいでいいのではないかとも思う。

全くおっしゃるとおりだとおもいます。対のタトゥーを彫った浜崎あゆみと長瀬智也は結局お別れをしたので、消すのが大変だったでしょうね。今は痛みも薄まり衛生的にも気をつけているようなので、芸能人もちょいちょい手を出す人がいます。よく見ると眉毛も実は入れ墨の人は少なくないので、それを拡大したものだから、という感じでわりと簡単に手を出してしまうのかもしれません。
しかし、いったん入れると温泉も入れなくなリ、芸能人は仕事の幅が狭まるとおもいます。水道橋博士が若返りプラセンタの広告塔をつとめていましたが、プラセンタをやった人は輸血NGなんですよね。芸能人は献血が大切なプロモーション活動で社会のためにもなる一石二鳥だったのに、それができなくなりました。
ただ、ある意味タトゥは「表現活動」としては彫るだけだから簡単と言えるかもしれません。タトゥという表現をする前に、もっと別の形の表現手段はないのかと思いますね。

>任侠の世界でタトゥの伝統ある日本

入れ墨があるかないかで、暴力団か愚連隊かの線引きをする説もありますね。
その点から、元俳優の安藤昇の東興業(安部譲二も出入りしていたという)はヤクザではない、ともいわれています。安藤昇は、入れ墨、指詰め、盃事など任侠団体の約束事は行いませんでした。
もちろん、東京にも伝統的な任侠団体はありますが、安藤昇が独自の路線を行ったのは、万年東一(全日本女子プロレス初代会長)がメンターだったからではないかと私は見ています。
大学中退(または卒業)できちんとした家庭の子弟が多く、決して社会からドロップ・アウトしたのではなく、「普通の生き方」でもやっていけるけどあえてこの道にした者たち、というスタンスであったようです。

>しかし天山あたりでも、丘みどりよりずっとフォロワーが多いのですね。丘みどりでまだ1万足らず、天山は数万ですから、

天山6万5000もフォローされているんですね。小島聡は16万4000、オカダカズチカ25万、棚橋30万て……
社会一般の知名度がそれほどまで高いとは思えないし、全日本の秋山や諏訪魔らが1万5000程度ですから、業者に頼んで、架空のアカウントで数字を作っている可能性は高いですが、どんな形でもフォロワーを多くすることでseo上有利になり、つぶやきがネット上でより多くの人の目に入ることにはなりますね。あとは人気のバロメーターとして見てしまいますからね。
丘みどり9982。これは実に正直な数字です。でも人気稼業ですからもう少し増やしたほうがいいかもしれませんね。凍結される前の「いっぷく」でも、とくにズルもせず1万ぐらいありましたから。逆に芸能人でもフォロワーが少ないことで、「よし、では自分が応援しよう」という気にさせる効果が見込めそうな場合もありますが、1万を少しだけ切るという数字を潜在ファンがどう見るかですね。