2020年12月26日 ●末尾ルコ かつて語った『シリアルキラー No.1』4 映画 アート これまでにも書いているけれど、passionという単語には「受難」という意味が含まれており、日本語の「情熱」では表現しきれない。「シリアルキラーNo.1」は「受難」と呼んでも過言ではない人間の姿も描かれている。この事件の大きな特徴は、連続殺人が始まってから容疑者逮捕までの間にDNA鑑定が普及したという点であり、映画の中でも犯人の特定に四苦八苦する警察の捜査だが、DNA鑑定を採用することで劇的な進捗を見る様子が描かれている。
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