●末尾ルコ かつて語った「テス」ロマン・ポランスキー監督

「テス」ロマン・ポランスキー監督

美しく、哀しく、そしてアイロニカルでもある映画の代表的作品。適度な芸術性と通俗性の混淆。音楽も高品質な通俗性を持って盛り上がる。それにしても完璧に近いほど「聖俗」の両面を兼ね備えた女優だったナスターシャ・キンスキーが間もなくB級女優になったのにはガックリ。

この記事へのコメント

2022年01月09日 21:31
「テス」は、ナスターシャ・キンスキーの美しくも強い眼差し、救いのないストーリーくらいしか覚えていないのですけれど。
ポランスキー監督その人の撮る作品も、「戦場のピアニスト」はオスカー受賞となったものの、全体的には面白みないものとなった感が強くあります。