●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~2022ヴェネツィア映画祭、ジュリアン・ムーアの言葉。
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
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今年のヴェネツィア国際映画祭でジュリアン・ムーアが次のような発言をしている。
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「映画には常にさまざまな提供方法がある。私たちがどう生きるか、世界がどう進歩するかは常に変化するが、芸術は変わらない」
「映画の未来について語る際、しばしばビジネスの未来についての話におとしめられ、芸術の未来の話にならない」
『シネマトゥデイ』より
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シンプルにして、しかし「絶対に認識しておかなければならない」内容。
そしてこれを堂々と言えるのは、「ジュリアン・ムーアならでは」だろう。
もちろん他にもこうした発言ができる俳優はいろだろうが、とりわけジュリアン・ムーアが今この時代のお粗末な潮流の中で発言したのが嬉しい。
ジュリアン・ムーアは映画史上唯一の、「世界三大映画祭」女優賞獲得+米国アカデミー賞主演女優賞獲得している女優である。
ジュリエット・ビノシュも「世界三大映画祭」女優賞獲得しているが、米国アカデミー賞は「助演女優賞」である。
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『アデルの恋の物語』の名台詞
「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」
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『バベットの晩餐会』の名台詞
「芸術家は貧しくならないんです」
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眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞
「それはそれ 恋は恋」
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この記事へのコメント
より多くの人に見てもらえるんでしょうが
映画は映画館で観たいなぁ
話題作「ブギーナイツ」にしても、主演のマーク・ウォールバーグがダメで観ていませんでした。
しかし「ブギーナイツ」、現時点で見たらバート・レイノルズ、 ジュリアン・ムーア、 ウィリアム・H・メイシー、- ジョン・C・ライリー、 ドン・チードル、 フィリップ・シーモア・ホフマン・・・と錚々たる俳優陣ではありませんか。
2000年に入ってからはほぼ未鑑賞作品のみ、「ハンニバル」のクラリス役をジュリアン・ムーアが演じた際にはガッカリしたくらいでした。
「ことの終わり」は50年代初頭のファッションが似合う謎めいた役柄が印象的でしたが、それ以降の2000年代の活躍ぶりを見ておらず。
それ程すごい女優であると実感がわかないのです。
S・キング原作の映画「キャリー」はブライアン・デ・パルマ監督作をつい最近観たばかりでした。
キャリーの狂信的な母親も演じている模様。第一作目となる「キャリー」での、シシー・スペイセクの病的なまでの痩せっぷり、生霊のごとく憑かれた悲哀に満ちた眼差しと表情。50年の時を経ても見応えを感じました。
ジュリアン・ムーアのヴェネツィア国際映画祭での発言内容には大いに頷けます。