●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~彼女は「フランスそのもの」である、「●末尾ルコ選定 カトリーヌ・ドヌーヴ出演映画トップ13」。
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
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カトリーヌ・ドヌーヴは世界映画史上極めて特殊かつ強大なバリューを持った女優である。
なにせカトリーヌ・ドヌーヴという存在自体が「フランスという国」を象徴している。
友人のフランス人フェノン(仮名)は、「カトリーヌ・ドヌーヴがフランスなんだ」と言った。
こんな女優、世界的に見て他にいない。
もちろんその美貌やエレガンスはフランスのイメージそのものだし、『シェルブールの雨傘』から『哀しみのトリスターナ』、あるいは『アステリックスの冒険〜秘薬を守る戦い』など、映画の、芸術のあらゆる可能性が内包されているのがカトリーヌ・ドヌーヴであり、フランスという国なのだ。
ただわたし、10代の頃、ドヌーヴの底無しの魅惑、理解できなかった。
そう、10代や20代で何もかも分かった気になるのは大間違いなのだ。
●末尾ルコ選定 カトリーヌ・ドヌーヴ出演映画トップ13
1『哀しみのトリスターナ』
2『シェルブールの雨傘』
3『リスボン特急』
4『反撥』
5『昼顔』
6『暗くなるまでこの恋を』
7『ロシュフォールの恋人たち』
8『終電車』
9『インドシナ』
10『8人の女たち』
11『アステリックスの冒険〜秘薬を守る戦い』
12『女神よ、銃を撃て』
13『ルージュの手紙』
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『アデルの恋の物語』の名台詞
「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」
『バベットの晩餐会』の名台詞
「芸術家は貧しくならないんです」
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眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞
「それはそれ 恋は恋」
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この記事へのコメント
割合最近のものでは、カトリーヌ・ドヌーヴと今年亡くなったウィリアム・ハートの共演作、名作「めぐり逢い」をモチーフにした「逢いたくて」を偶々観ていました。
デボラ・カーとケイリー・グラントの主演映画「めぐり逢い」に魅せられた彼女の、アメリカでの恋模様を描いた一作であったかと。すっかり貫禄じゅうぶんとなっても、美しさが残されていたあたり、サスガでした。