●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~「J」に薦めた三本のフランス映画。
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
ぼくは「J」と名付けた若い女性に、よもやと思いつつも、「フランス映画なんか観るんですか?」と尋ねてみた。
「あ、以前映画にはまってて、フランス映画も観てました」と。
聞いてみるもんだね。
彼女、『アメリ』は観ているという。
「あの世界観が素敵」と。
今は何でも「世界観」だね、だから尾崎世界観が「世界観」になったのだけど。
それはさておき、まだ20歳くらいの彼女、しかも高知で「フランス映画も観る」なんて滅多に見つからない。
だからぼくは三本のフランス映画を薦めた。
『シェルブールの雨傘』
『男と女』
『太陽がいっぱい』
問答無用の三本、でも彼女、これらはまだ観てなかったんだ。
「詩」by末尾ルコ
31日に買った
白とピンクが絶妙に配分された
薔薇の話をしてみよう
二本の薔薇。
どちらも
白とピンクが絶妙に配分された
ところがその内の一本が
どうしたことか
ずいぶんと淫らに
淫らに開いた
とても淫らに
その淫らさときたら、
『青い体験』のラウラと
比べてみようかな
ああその傍に
スイートピー
・・・
『アデルの恋の物語』の名台詞
「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」
『バベットの晩餐会』の名台詞
「芸術家は貧しくならないんです」
…
眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞
「それはそれ 恋は恋」
…
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この記事へのコメント
確かに今の地方の現状では、映画館でフランス映画も観る機会は極端に少ないものと言わざるをえませんね。
そこで自宅での鑑賞となるものながら、シアーシャ・ローナン、マーゴット・ロビー出演の「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」を鑑賞。
シアーシャ・ローナンの端正な顔立ち、強い意志を見せる眼差しの真っすぐさは、気高く賢さも併せ持つメアリーに適役。声も良い。
取りまく男たちの駄目さ、狡猾さに翻弄されながらも、毅然と生きた二人の女王が重厚、かつわかりやすく描かれていると感じました。
次は「レディ・バード」にいきます。