*『パリの灯は遠く』の「白鯨」。

第2回セザール賞『パリの灯は遠く』も10代で観た。『プロビデンス』のようなことはなかったが、十分理解できたとはとても言い難かった。
最近久々に観た『パリの灯は遠く』は、凄かった。
アラン・ドロンとジュリエット・ベルトが「白鯨」について会話を交わす。個人史的には「ザ・ホエール」に次いでまたしてもハーマン・メルヴィル「白鯨」である。(何かあるのかな〉などと何もないと概ねわかっていながら窓の外を想う。

この記事へのコメント

2024年04月18日 12:14
「パリの灯は遠く」は作品の概要のみですが、アランドロンはその長い俳優人生の中で、娯楽作品のみでなく、社会派、アート系まで様々な役柄に挑んでいた事を改めて知りました。