*モンゴメリー･クリフト、その苦しい人生。

｢終着駅｣の主役はモンゴメリー･クリフトでありジェニファー･ジョーンズである。ジェニファー･ジョーンズは｢慕情｣や｢聖処女｣で名を馳せた女優。｢聖処女｣ではルルドの泉のベルナデット･スピルーを演じアカデミー主演女優賞を獲得している。もちろん演出された雑踏だが、ごった返す人々の中で彼女の気品とプロポーションは抜きん出ている。
ところで美しきモンゴメリー･クリフトは実生活で苦しい人生を歩んだ。病気がちでアルコールやドラッグに頼り、1956年に交通事故。顔の筋肉の一部が動かなくなってしまう。そして1966年に心臓発作で死去。45歳だった。

Comments

[hana2024]

モンゴメリー･クリフトの名前は残りましたが、その後の人生は幸福とは言えないものだったようですね。