*映画「四月の魚」、高橋幸宏のフランス料理。
「四月の魚」は大林宣彦監督の映画。やはり抜群におもしろい。「四月の魚」とはフランス語で「poisson d'avril」。「エイプリルフール」と同じ意味です。
映画「四月の魚」は高橋幸宏が主演で音楽監督も務めている。全編に彼の音楽が流れ続ける長編映画は他になかろうから、それだけでも「四月の魚」は唯一無二な雰囲気を醸し出している。
高橋幸宏はパッとしない映画監督の役。演技ができるとは言い難いが、愛嬌ある表情と動きでたのしませてくれるし、長々とフランス料理を作りサーヴするシーンも彼ならではでたのしい。妻役の赤座美代子もいいし、出色なのは「酋長」役をたのしそうに演じる丹波哲郎だ。こんな丹波哲郎、他では見ることはできない。
しかし最大の見ものは、まがい物風の本物を創り上げる大林宣彦マジックであるのは言うまでもない。
映画「四月の魚」は高橋幸宏が主演で音楽監督も務めている。全編に彼の音楽が流れ続ける長編映画は他になかろうから、それだけでも「四月の魚」は唯一無二な雰囲気を醸し出している。
高橋幸宏はパッとしない映画監督の役。演技ができるとは言い難いが、愛嬌ある表情と動きでたのしませてくれるし、長々とフランス料理を作りサーヴするシーンも彼ならではでたのしい。妻役の赤座美代子もいいし、出色なのは「酋長」役をたのしそうに演じる丹波哲郎だ。こんな丹波哲郎、他では見ることはできない。
しかし最大の見ものは、まがい物風の本物を創り上げる大林宣彦マジックであるのは言うまでもない。
この記事へのコメント
食いしん坊だから、映画の中で食べるものや、または調理するシーンがあるのは大好きなのです。
渋い声の丹波哲郎のハジケキャラも、時には良いに思えます。