*「愛と精霊の家」の心霊表現。

「愛と精霊の家」ではジェレミー・アイアンズもカッコよかったけれど、やはりグレン・クローズが目立った。化粧っけはなく服装のも地味な、ジェレミー・アイアンズの姉役だったけれど、それだけにナチュラルな美しさと強さが際立った。
そして「愛と精霊の家」で非常に強烈なのが「心霊表現」。これは主人公クララ(大人になってからは、メリル・ストリープ)が超能力及び心霊能力を持っていることから生じる現象なのだが、普段昨今のホラー映画がぜんぜん怖くないぼくがゾッとした、怖かった。こけおどしの演出は一切なし。「自然に」現れる霊の怖いこと、怖いこと。

この記事へのコメント

2024年07月23日 17:46
「愛と精霊の家」でのグレン・クローズの地味なファッション。対するメリル・ストリープの白いドレス姿と。
映画は観ていませんが、深夜に放送していた石川三千花描く「シネマ通信」でのイラストで覚えている私です。
鋭い切り口で、ふふッと笑える一面を、ヘタウマなイラストで描いたそれぞれ、笑えるものが多くて楽しめました♪
石川さんの「勝手にシネマ」、中野翠さんとの共書と購入しました。