*大女優イザベル・ユペールの「ピアニスト」は笑えるの?

コメディ映画というか、そう厳密にカテゴライズしなくても、「笑える」映画は数多い。例えばミヒャエル・ハネケ監督の「ピアニスト」。世紀の大女優イザベル・ユペールと、当時は屈指の美形俳優、その後名優の域に達したブノワ・マジメルの二人が織り成す変態性愛模様。といっても、強烈な変態は主にユペールだけだが。いや昨今はこういうのも「変態」なんて言葉使うべきではないのかな。もちろんここでは差別的な意図はまったくない。それどころかよりパワフルな意味で使ってます。
イザベル・ユペールを俄然世界でも異例の特別な大女優へと押し上げた「ピアニスト」だが、これがぼくにはとても笑える映画でもあるんです。

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