「パリ、18区、夜。」クレール・ドニ監督

派手な演出はない、派手な芝居もない、人を驚かせるような音もなければ、ましてや特撮などあろうはずもない。なのになぜこんなにおもしろいのだろう。リトアニアからパリに来た女が中心だけれど主人公というわけでもないし、もちろん群像劇でもない。人が多く出てくるけれど全員が孤独であり、しかし始めから終わりまで熱とテンションが下がらない。

この記事へのコメント

2025年03月15日 17:20
足跡にて失礼します。