「死刑台のエレベーター」と「モンパルナスの灯」の、あの人。

「死刑台のエレベーター」を観るのはどのくらいぶりだろう。やはり息を呑む世紀の映画スターのひとりジャンヌ・モローの華やかにして陰湿でさえある美貌そして心躍る映画的圧力。もちろん贅肉なき時代のモーリス・ロネもまたダークで美しい。
「モンパルナスの灯」。これまたジェラール・フィリップとアヌーク・エーメの、世紀のカップリング。画家モジリアーニの人生を、もちろん虚実織り交ぜて、描いたこの作品。ジェラール・フィリップとアヌーク・エーメが同じ画面に揃うだけで、唖然とするまでに美しい。これは銀幕のスターならではの美しさだ。

そして「死刑台のエレベーター」、「モンパルナスの灯」の両映画で鍵を握る男として登場するのが、
するのが、
するのが、
ああ、するのが、

そう、

リノ・ヴァンチュラ。

この記事へのコメント

2025年07月31日 15:29
「モンパルナスの灯」は観ていませんし、「死刑台のエレベーター」についても大まかなストーリーだけ、詳細は全く覚えていないのです。映画好きと言いつつ、恥ずかしい限りです。
しかしRUKO様が力を込めて推す、リノ・ヴァンチュラの魅力はわかる気がします。少し前ようやく鑑賞の機会を得た「冒険者たち」ですが、海底に眠る財宝を求める三人の男女と、それを追う男たち。定番のストーリーに合わせて登場する美男美女のアラン・ドロンと、ジョアンナ・シムカス。物語が進む中で、彼女が選んだのは父親程の年齢のリノ・ヴァンチュラ。
それでも死にゆくドロンへは「彼女はお前と暮らしたがっていた」と告げる。年齢的にもずっと年上の器量の大きさを見せつけるリノ・ヴァンチュラはカッコ良くて、意外な展開が意外ではなくなっていくと言う。
作品を撮ったロベール・アンリコ監督名も、70年代から80年代のフランス映画に親しんだ私達には近しさを覚えました。