"ルコ的読書"の記事一覧

中島敦を読もう! 「名人伝」で気合!

さて知っている人は知っているだろうが、知らない人は知らないだろうから、中島敦について少しだけ触れておこう。 中島敦は1909年に生れ1942年に没している。彼の人生は満33歳で終わった。   残した作品が数多いわけでなく、しかも短いものが多いのだけど、驚異的な集中力を持って創作された小説世界には今でも熱烈なファンが多い。 では「名…

続きを読むread more

中島敦「名人伝」で喝!

気合を入れるために中島敦の文章である。 「名人伝」という作品からである。 弓の名人となることを志す記昌の物語である。 まずは次の部分である。 記昌は再び家に戻り、肌着の縫目から虱(しらみ)を一匹探し出して、これを己が髪の毛を以て繋いだ。そうして、それを南向きの窓に懸け、終日睨み暮らすことにした。   「名人伝」中島…

続きを読むread more

新年に読んでいる本、の一部。

新年読んでる本は、まあわたし常に複数の本を並読ですし、常に手元に置いて読み返す本もあるけれど、たとえば次のような本たち。 「黄色い家」 「愛がなんだ」 「この国のかたち 三」 「王妃マリー・アントワネット」 「重力と恩寵」 「審判」 いずれも作者は誰かおわかりでしょうか。

続きを読むread more