"映画と芸術エッセイ"の記事一覧

淀川長治の言う「目の勉強」。

偉人 淀川長治は「よく映画を観ている」人を、「目の勉強」をしていると表現した。淀川長治ならではのふくよかな言葉づかい。ふくよかでそして「怖い」言葉づかい。 淀川長治さんはよく「怖い」と言った。あるいは、「怖い、怖い」と。言うまでもなくこれは彼の「最上の褒め言葉」のひとつ。

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「ローズ家〜崖っぷちの夫婦〜」の素敵なフィルモグラフィ。

「ローズ家〜崖っぷちの夫婦〜」も好評のジェイ・ローチ監督だが、この人、やっぱ凄いんです。なにせわたしの大好きな「オースティン・パワーズ」シリーズと「ミート・ザ・ペアレンツ」シリーズの監督でる。これらだけでも永久の感謝を捧げたいのだが、さらに「ローズ家〜崖っぷちの夫婦〜」だ。  そして驚くべきことに、脚本家ダルトン・トランボを中心に、米…

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「王妃の紋章」チャン・イーモウ監督

ストーリー、色彩、アクション、物量と、あきらかに過度という言葉さえ通り越しているが・・わたしはきらいではなかった。黄金をベースとした衣装やセットも悪趣味ではあるが、「観たことのないもの」を観られたという快感がある。 皇太子を演じたリウ・イエのサイレント映画を思わせる表情は実に楽しめたし、嬋役のリー・マンは可愛かった。

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