「3人のアンヌ」と「ライトハウス」の関係。 2025年12月08日 「ライトハウス」といえば、ロバート・エガース監督の映画、深く美しく、ど迫力のモノクロ映像の中、ピクチャレスクなロバート・パティンソンとウィレム・デフォーが命を削り合う対決を展開する、エドガー・アラン・ポオ的世界の理想的映像化。しかし、ホン・サンス監督の「3人のアンヌ」を観れば、「ライトハウス」という言葉とともに、あのシーン、あのシーン、… 続きを読むread more
島田雅彦によるシンプルかつ的確なチェーホフ定義。「桜の園」 「必読書150」太田出版 2025年12月07日 一見易しそうに見えるチェーホフの作品。 しかしよく読まないと、実はその本質はなかなか理解できるものではない。 だからこそ「チェーホフはおもしろい」と「永遠性」を保ちながら読み継がれているわけだ。 ところで小説に限らずどんな芸術作品創作においても、「何へ焦点を合わす」かは頭を悩ませるところ。 題材として使えるものはわれわれに周… 続きを読むread more
「ある用務員」のおもしろさは何だろう。 2025年12月07日 「ある用務員」の芋生悠、妖しく意味ありげで虚無的で美しい。この作品も「映画のミューズ 芋生悠が出ている映画はおもしろい」セオリーに合致する。確かに彼女の崇拝者であるわたしの贔屓目もあるし、どんな映画をおもしろいと感じるかは個人の嗜好が大きいにしても。「ある用務員」は、おもしろい。 続きを読むread more
「ザ・ドライバー」ウォルター・ヒル監督 2025年12月06日 無表情でスタイリッシュなカーアクションに徹するライアン・オニール。この作品がアメリカで受ければ彼の俳優人生も変わっていたのかもしれない。とってつけたような無駄なストーリーのない快感。 続きを読むread more
高知県立美術館の「異端の奇才 ビアズリー展」とサロメ。 2025年12月06日 高知県立美術館の「異端の奇才 ビアズリー展」。さすが「サロメ」関連の作品を展示している空間は、お客さんが見入ってなかなか動かない。そりゃそうだろな、あのビアズリーのサロメ、ヨカナーンなどが目の前にいるのだから。 その「サロメ」。そう、オスカー・ワイルドの傑作戯曲。デカダン、退廃美の極致のひとつであるけれど、とてもわかりやすい。ワイルド… 続きを読むread more