「バットマン」ティム・バートン 2025年04月23日 現在のクリストファー・ノーラン監督の「バットマン」とはまるで違うダークでポップな世界は日本人には理解できず、その後のシリーズも全て日本では当たらないというきっかけとなった記念碑的(?)作品。テレビ的「明るさ」に慣れ過ぎですな。(この項続く) 続きを読むread more
「ゾラの生涯」で描かれたドレフュス事件とは。 2025年04月23日 映画「ゾラの生涯」は米国で1937に公開されている。同作で大きな比重を占めている悪名高きドレフュス事件だが、これは、1894年にフランスで起きた冤罪事件。スパイ容疑をかけられたフランス陸軍参謀本部大尉アルフレド・ドレフュスがユダヤ人だったことで問題は複雑化し、取材していたテオドール・ヘルツルによるシオニズム提唱、ユダヤ人国家建設イスラエ… 続きを読むread more
「もしも昨日が選べたら」フランク・コラチ監督 2025年04月22日 ケイト・ベッキンセール(「アンダーワールド」以来、「アネゴ」と呼んでいる♡)が目的で観たが・・、意外と楽しめた。強引なハリウッド度的オチ、「お下劣過ぎるギャグ」などの問題はあるが、際どいラインで「おもしろい」の中に収まっている。クリストファー・ウォーケンの役どころも悪くない。 続きを読むread more
アメリカ映画「ゾラの生涯」。 2025年04月22日 で、うたちゃん(母)がどうして文豪エミール・ゾラを「ゾラちゃん」と読んだか。別にゾラの小説を読んだからじゃありません。うたちゃん、小学校の先生だった割には本読まないんですわ。ではなぜ「ゾラちゃん」と。はい、それは映画「ゾラの生涯」を観たからなのです。 「ゾラの生涯」。フランス映画でなくこれはアメリカ映画。監督がウィリアム・ディターレ。… 続きを読むread more
「砂と霧の家」ヴァディム・パールマン監督 2025年04月21日 イランからの移民を巡る重厚で絶望的なストーリー。けれど見事に生かされた光と影の映像により途切れることなく映像的快楽を味わえるというある種の矛盾が映画というものの魅力だ。ジェニファー・コネリー、ベン・キングズレー始め、俳優陣も実にいい。 続きを読むread more